阿部サダヲは今回パン職人を演じている。そのため、本物のパン職人から現場で指導を受けているという。ドラマ「あんぱん」では昭和初期のパンづくりを忠実に再現。指導するのはパン一筋55年の竹谷さん。阿部サダヲが一番苦労したというのがあんを包む作業。ゴルフボールで包む練習をしたという。技術指導をした竹谷さんは阿部サダヲについて、カンがいい、真似るのが上手などと称賛。阿部サダヲも1回竹谷さんの店を訪れたといい、パンの話になるとすごく長いなどと明かした。竹谷さんはパンのシーンでも撮影現場に来なかったことがあるといい、その理由は時代的に小麦粉ではないもので乾パンを作るところだったため、パンは美味しそうに見えないと嫌だといって来なかったという。竹谷さんはパンを作れる小麦粉はタンパク量が9.5%が最低でそれ以上少ないとパンは作れないというのが業界の常識だと話し、最初8%などで作り、監督らは納得したが、時代考証の人がダメ出しをしたと明かした。最終的には2%で作ったという。来月21日に阿部サダヲは竹谷さんときょうの料理に出演するという。2人で一緒にパンを作ったとのこと。