- 出演者
- 所ジョージ 林修 アンミカ 杉野遥亮
オープニング映像。
出演者が挨拶をした。アンミカさんは「私の旦那さんはアメリカの方なのですが、将来、できたら山の都会の喧騒から離れたところで暮らしたいと話しています」、林修さんは「失礼ですが、一番喧騒の元なのでは」などと話した。
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和歌山県の蛇行する中洲に建つ建物を紹介。地元の人に話を聞くと、以前は林業関係者が持つ別荘だったが、現在の所有者は不明だという。林道や悪路を通りたどり着くと、手入れされた建物があった。
衛星写真と比べると、川の形・橋・建物の配置が一致。和歌山県のポツンと一軒家にたどり着いたが、門も窓も閉まり、人の気配が無い。訪ねたのは1月。ここは夏用の別荘なのか?持ち主が来たときに見てくれることを期待し、名刺の裏にメッセージを書いてポストに投函した。
5月、主から連絡がきて4ヶ月後に和歌山県に再訪した。長永さん(69)が家の主。8年前から所有をしているという。住まいは大阪で片道3時間を週に1度やっているという。大阪の居酒屋の店の食材を仕入れるためにきているそうだ。ここでしこみをして帰ることもあるそうだ。生まれは姫路城の近所。家族は2人兄弟で長男。お父さんは公務員などと長永さんの紆余曲折な経歴をなどを聞いた。アウトドアが好きな長永さんは客の紹介でこの物件をロケーションが良くて即決で買ったという。6年前は災害で家が流されたことがあるといい家を潰して建て直した。水害対策で高い基礎にしたそうだ。主要構造以外は自分でDIYをしたそうだ。お客さんもここにきてGWは25人ほど来て遊んだそうだ。正面には桜やBBQのテーブル、池もありうなぎとすっぽんを飼いたいそうだ。部屋のなかは囲炉裏の部屋。鮎をやいたりするそうだ。楽しみながら色々やっている様子を見させてもらった。
大阪市内で居酒屋を営む長永さんは8年前に地元の林業関係者の元別荘を買い、二拠点生活を謳歌する和歌山県のポツンと一軒家。5年前、台風で川が氾濫し、もともと建っていた古い母屋が濁流に飲まれてほぼ全壊。現在の母屋はかつて工務店を営んでいた長永さんが自ら図面をひいて建て直したものだった。全部ワンフロアで間仕切りは一切無い。完全木造で太い梁を入れ大空間を確保している。土地の紹介者が建具職人で棚、檜の食卓などを造ってもらったとのこと。壁にかかっている鹿や猪の骨などは本物で、これらも建具屋さんにもらったとのこと。飾り棚は手作りだそうで、お客さんたちからの手紙を飾っている。長永さんも工夫した家具を手作りしている。軽いが正確に強度計算しているとのこと。キッチンの動く食器棚の上に朝食をのせ、ビュッフェスタイルで出すそう。食器棚に使っているタイルは「アフリカンタイル」で、壁やゴミ箱にも貼っている。子どもでも簡単に貼れるそう。カウンターキッチンを見せてもらうと、流し台もタイル貼り。ステンレスも自力で施工した手造りキッチン。水は地下水を使用。ガスは安全対策のために使わずオール電化でIHコンロ。火を使う料理はカセットコンロを使う。お風呂もあるが、本人は外風呂で入浴するため入ったことはないという。耐火レンガを貼っているところは今年薪ストーブを設置予定とのこと。煙突の輻射熱で2階も暖房の暖かさが広がるように考えている。薪は近所で分けてもらえるそうで無料。骨董品店で買ってきた火鉢は鮎の串焼き用などに使うという。2階に上がると20畳客間が広がり、15人が就寝可能。2家族来たとき用のパーテーションや収納ベンチなども本人の手造り。本人はいつも居間で就寝する。子どもが遊んでいるところを見れるように川が見える高さにも窓を配置している。玄関前から川へ案内してもらう、清流にはカニ、鯎などがいる。子どものいい遊び場になっておりゴムボートで川下りなどをして遊ぶそう。ジップラインは大人も子どもも遊べるようになっている。この川ではホタルが川一面にクリスマスのイルミネーションほど飛ぶそう。川蜷はホタルの水生幼虫の餌になるそうで、川蜷が多い年はホタルが多い。水がめちゃくちゃ増水したときは貝も流されて少ないが、今年は川蜷が簡単に見つかるほど多いので今年はホタルが多いとのこと。
「こんばんは、朝山家です。」の番組宣伝。
長永幸男さんは、大阪市から3時間かけて和歌山県の別荘に通っており、2拠点生活をしているという。この集落には人が住んでいないが、畑があるため農家が通っており、長永さんも地元の人から畑を借りて様々な野菜を育てているという。
3年前に向井さんから借りた畑で野菜を育て、和歌山に来たら必ず畑に通っている長永さん。この日も畑に苗を植え野菜を収穫し、ポツンと一軒家に戻ってくると、長永さんが師匠と呼ぶ向井さんが訪ねてきた。元建具職員で長永さんの居酒屋の常連客の親戚。ポツンと一軒家の紹介者。向井さんは「来てくれてありがたい」などと話した。畑があったところは向井さんの生家で火事で消失したそうだ。この日はデッキの解体作業の手伝いに来てくれた。向井さんは4年前に建具職人から大工に転職し、今も現役。長永さんさんが大阪と和歌山の二拠点生活を始めて8年、来るたびに酒を酌み交わす向井さんに手伝ってもらい阿吽の呼吸で手早く作業を終了させると、作業の手伝いを終えて向井さんは畑作業に戻っていった。長永さんが昼食をごちそうしてくれることに。近くの川でとれた天然鮎の口から串を刺し、塩を振って火鉢で塩焼きに。とれたての玉葱は皮を剥いて弱火で約40分煮込みふろふきに。ほかに、豚の角煮や藻屑蟹を使った味噌汁、破竹筍の土佐煮など、次々と料理を作り豪華な昼食が出来上がった。
大阪市内で居酒屋を営む長永さんは捜索隊のために手作りのお昼ご飯を用意してくれた。「藻屑蟹の味噌汁」や「鮎の塩焼き」、「淡竹筍の土佐煮」などを頂いた。
ポツンと一軒家をもう一度観るならTver。
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6月上旬、一度も蛍を見たことがない捜索隊。6月に入ると一斉に飛び始めると聞いていたため、長永さんに連絡をとり、蛍鑑賞にお邪魔させてもらった。蛍を目当てに大阪から車で3時間かけ、2組9人のお客さんが泊りがけで来ていた。蛍が見えるのは日が暮れてから。その前に長永さんの手料理で腹ごしらえ。午後8時に全員で蛍鑑賞会を行った。長永さんは今後、遊び方を知らない子どもに魚をとったり、セミをとったりする自然の遊びを伝えたいと話した。大阪と和歌山を行き来する二拠点生活を始めて8年。ポツンと一軒家はかけがえのない場所になった。もうすぐ70歳、今が一番幸せだという長永さん。これからも居酒屋を営みながらこの山で野菜を作り、子どもたちに大自然の中で遊ぶ術を教え、たくさんの仲間と楽しくときを重ねていく。
アンミカさんは「心がポカポカしてます」などとコメントした。
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