- 出演者
- 所ジョージ 林修 剛力彩芽 橋本じゅん
オープニング映像。
剛力はポツンと一軒家暮らしについて、人に会えなくなるのが寂しいと話した。橋本は病院がないと不安だと話した。
岡山県のポツンと一軒家を調査。鳥取県との県境に近い場所の衛星写真には、北部に急カーブする道の内側の敷地の中央に灰色の屋根が写っていた。建物の前に畑もあった。最寄りの集落で男性に話を聞くと、現在は空き家になっているとのことだった。ポツンと一軒家の場所まで車で案内してもらった。
岡山県のポツンと一軒家に到着したが、今はもう空き家になっていた。後日確認すると武川さんの家で、棚田で稲作農家を営んでいたが15年前に空き家になったとのことだった。近くにある萬福寺は周りに民家がないポツンと一軒寺とのことでそこを訪れると、住職の正啓さんと母・基子さんが迎えてくれた。真言宗の寺で西暦708年に開宗した。昔は弟子が継いできたが、明治以降は正啓さんの家が継いで今は四代目。奥さんは葬儀会社で仕事中。長女は保育園に行っていた。標高600mの寺からは津山市を一望できた。11月から年明けまでは雲海も見られる。本堂には本尊の虚空蔵菩薩を安置している。庫裡の2階は宿泊できる施設で、奥が住居になっていた。125年前に雷による火災で仏像以外お寺の建物が全焼したため、本堂は築124年。萬福寺は源頼朝が好んだ三寺院の一つと言われている。本尊は秘仏で33年に1度だけ御開帳する。1300年前本堂の裏の場所に虚空蔵菩薩が降臨した。その場所からは水が湧いており、水源となっている。
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岡山県のポツンと一軒寺・萬福寺を訪れ、住職の正啓さんに話を聞いた。庫裡は平成13年に建て替えた。山の木を建材に使っている。広間は襖を外すと32畳あり、台所は大勢に対応できるよう広めに作られており、住居とも兼用。水は本堂の裏の水源から引いている。祭りのときには60人の食事を用意する。曽祖父から代々住職を務める家で3人兄弟の長男として生まれた正啓さんは京都の大学へ進学したが、入って間もない18歳で父が急逝。寺を継ぐために休学し、高野山金剛峯寺で修行した。25歳で萬福寺の住職となった。35歳の時に4つ年下の琴音さんと結婚。琴音さんは結婚後も葬儀会社に勤務し、食事は母・基子さんが作っている。学校は歩いて片道2時間半の場所にあり、基子さんが来るまで送迎していた。次男は東京消防庁、三男は神奈川の会社に勤めている。豚汁とたくあん、境内で採った蕗の薹の天ぷらなどを振る舞ってくれた。
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岡山県のポツンと一軒寺・萬福寺を訪れ、住職の正啓さんに話を聞いた。妻の琴音さんと長女の珂緒ちゃんが帰宅した。琴音さんは麓の町出身で、檀信徒の葬儀で出会った。同じ高校だったり琴音さんの担任教師が正啓さんの剣道部顧問だったりと繋がりがあった。正啓さんが猛アタックし結婚したが、琴音さんの両親は反対したという。正啓さんは次の住職が入って本尊を守れる環境を作るのが役目で世襲にはこだわらないと話した。
林は寺の経営は大変だという話も聞く、いい形で檀信徒を支えて伝統を受け継がれていくといいと話した。