- 出演者
- 所ジョージ 林修 矢田亜希子 高嶋政宏
オープニング映像。
ポツンと一軒家暮らしについて。ゲストの高嶋は「都会育ちで都会がないとダメだって人だったんですけど、豊丘村で生け簀作ってチョウザメ養殖しているキャビア作ってるんです」などと話した。矢田は「憧れはありますけど自信がなくて始められない」などと話した。
福島県のポツンと一軒家を調査。衛星写真には横長の敷地に母屋とみられる建物が映っていた。右端には大きな長方形の建物があった。スタッフは最寄り集落の男性に話を聞いた。たまたま男性の祖父の兄の家だった。夫婦2人で暮らしており、黒毛和牛の畜産農家を営んでいるという。祖父も登場し、兄に電話してもらった。捜索隊は山道を通り、ポツンと一軒家を発見した。
捜索隊はポツンと一軒家にたどり着き、主である90歳の善次郎さんに話を聞いた。麓にある実家は農家で100年ほど前に越後開墾で開拓したという。善次郎さんは5人兄妹の長男として生まれ、祖父母が開墾した畑を両親が受け継いだ。善次郎さんも14歳から農家を手伝っていた。その後家畜商の免許を取得し、農耕牛・馬の売買を仲介していた。24歳で結婚し子どもが2人生まれたが30歳で離婚。次男が農家を継ぎ、善次郎さんは50歳で上京した。東京では型枠の解体業をしており、上野駅のホームなどを請け負った。11年後61歳のときに福島にUターンし、実家から2キロ離れた山奥に約4000坪の土地を購入。牛舎を建てて畜産農家を始めた。
捜索隊はポツンと一軒家の主、善次郎さんに牛舎を見せてもらった。現在11頭飼育している。27年前に黒毛和牛の繁殖農家を始め、多いときには30頭以上も飼育していた。90歳になった今でも一人で牛の世話を続けている。粗飼料のほかに栄養価の高い濃厚飼料を配合しているが、体調を観察し一頭ずつ配合を調整している。ネズミ避け・蛇避けのために猫も飼っている。
捜索隊はポツンと一軒家の主、善次郎さんに家を見せてもらった。去年養蜂も始めたといい蜂蜜分離器もあった。鶏を飼っていた小屋もあった。家には奥さんのきよ子さんがいた。敷地には移住する前に植えたという桜の木があった。きよ子さんは宮城県出身で、上京してからデパートで働いていた。一度結婚するが40歳で離婚。善次郎さんとはきよ子さんが働いていた新小岩のスナックで出会った。善次郎さんがきよ子さんを福島に誘って結婚した。
捜索隊はポツンと一軒家の主、善次郎さんに家を見せてもらった。リビングダイニングは天井が高く開放感ある作りになっていた。掘り炬燵もあった。ガスはプロパンで水道は地下水をひいている。最寄りの店まで車で20分ほどで、まとめて買った食材を冷凍している。家のそばには山菜が自生しており、春には筍も採れる。母屋の脇には善次郎さんが自力で造成した大きな池があり、鯉が泳いでいた。池の水は小川から引いており、小川ではヤマメがいるという。カジカの生け簀があり、10月はカジカ釣りをしている。この日も牛舎で給餌したあと、カジカ釣りに行った。
捜索隊はポツンと一軒家の主、善次郎さんのカジカ釣りに同行した。釣り針にイクラをつけるとカジカがいそうな岩場を探し、川の中に入っていった。この日は2時間釣りをして釣果は2匹。家に戻るときよ子さんが唐揚げにした。平成10年には水害が発生。家の近くには土砂崩れの跡があり、自宅は半壊した。危険な目に遭いながらも夫婦は山奥に暮らし続けている。
1年3か月前の大分県のポツンと一軒家の捜索で最寄りの集落に立ち寄ったとき、茅葺き屋根の古民家が建っていた。捜索に協力してくれた古民家の主、國大さんと妻の知子さんは移住して1年目だった。古民家は築155年で、敷地は5000平米で土蔵つき。価格は300万円で、自治体の補助金で150万近く出たという。3Dプリンターを使って家を造る会社をやっているという。
1年3か月前に取材した國大さんと妻の知子さんが暮らす古民家を再び訪ねた。番組が放送後、様々な媒体で取り上げられ3Dプリンターの問い合わせが殺到したという。家は変わらず茅葺き屋根だった。3Dプリンターで作った開発用の実験棟の建物は完成したという。工場で出力し部材を現場に持っていって組み立てる。家の前にも1棟建てる計画だという。高島屋の福袋としても限定1個棟販売することが決まっている。ワンルームタイプの3Dプリンターハウスに水回り設備はないが、今後は水回りを備えたタイプを発売予定。12月には2階建て100平米タイプも販売予定。國大さんは福岡市の出身で4人兄弟の次男。高校卒業後政治家の事務所に勤務した。24歳で起業し、携帯電話・ネット系会社を経営した。15年前に結婚し、海外で住宅関連会社を経営していた國大さんは5年前に帰国。3年前に大分県の山間集落に夫婦で移住した。集落の住人とも交流している。
國大さんの妻、知子さんは3年前に土日営業3組限定の創作レストランを始めた。國大さんが仕事で東南アジアに駐在していたとき、知子さんは現地で和食レストランを経営していた。別にケーキ店も開き、和食からケーキまで自ら調理していた。店は空き家になっていた國大さんの父親の生家。コース料理は前菜、お椀もの、メイン料理、デザートで20品ほどで、知子さんが一人で調理している。
國大さんの妻、知子さんが営む創作レストランに午前11時に2組の客が来店。午後1時半にすべての客が食事を終えて店をあとにした。スタッフも知子さんのコース料理をごちそうしてもらえた。先付けは嶺岡豆腐とトマトのサラダだった。嶺岡豆腐は豆腐ではなく牛乳と生クリームで作ったもの。前菜はりんごのきんとん、かぼすブリのあぶりなど10品。お椀ものは里いもと6種類のきのこあんかけ。メインはオニオンソースのかかった牛肉料理で、ご飯と味噌汁がセット。デザートは特製のブランマンジェだった。
なにわ男子の逆転男子の番組宣伝。