- 出演者
- 所ジョージ 林修 桐谷健太 長濱ねる
オープニング映像。
今回は春の3時間スペシャル。
地元の人に案内してもらいポツンと一軒家にたどり着いた。敷地は綺麗に整備されていた。後日長女に連絡し確認したところ家主は糸瀬弘美さん88歳。2年前に山を下り長女宅で同居していた。
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- 糸瀬弘美
もっと山の上に別のポツンと一軒家があるという。集落を通り抜けて逆方向へ。
ポツンと一軒家を訪れた。妻は近くに出かけている夫を迎えに、15分後に夫婦で帰宅。集落は昔は200人近くいたが今住んでいるのは山崎さん夫婦2人だけ。山崎さんの両親は農業の他に畜産もしていて、茅葺きの平屋の家が生家。四畳半に8人で住んでいた。山崎さんは外国航路の船乗りをしていて、初航行はクウェートだった。貧乏で海員学校に行き、16歳から仕送りをしていたと話した。海上保安庁に転職し転勤もしたという。定年後Uターンし、妻とは遠い親戚関係だった。妻は幸せで経済的に困ることはなかったと話した。
山崎家は38年前に両親のために建築され、母屋の玄関前には平屋の小屋がある。山崎さんは夫婦で野菜農家を営んでいる。裏山を300m登った所に畑があり、山崎さんが生まれ育った当時の家はすでに解体されている。蚕のための桑畑もあったという。蔟1枚に蚕150匹、数万匹を飼育していた。蕗が自生していて畑で栽培したという。中学校までは4kmだった。ゴーヤなども育てている。
70年前、両親が開拓し家を建築し300m下に38年前に新居を建築。13年前、定年退職後に夫婦で移住した。せんだごはさつまいもの皮を剥き水で煮る。煮汁を加えてすりつぶしジャガイモのでんぷん粉を混ぜて練り冷凍保存する。今後も夫婦で協力して生活するという。
神奈川県にあるポツンと一軒家に向かう。神奈川県と大阪府だけはまだポツンと一軒家は紹介していない。夫婦で牧場経営をしていて2歳の子どもがいることがわかった。また、近所の大野さんの自宅は茅葺き屋根で築315年という。
薫さんは賃貸住宅に住み夫と子どもがいる。薫さんは牧場の仕事、夫拓人さんは家事・子どもの送迎・育児、田んぼもなど。6年前から耕作放棄地を借り稲作、田植えや稲刈りの体験会も開催している。参加費は2500円、収穫後にお米を送付する。
製造室は登山客用の元売店。搾乳に必要な道具を保管している。牛乳缶を積んで山の上の牧場へ。家畜伝染病の予防のために来訪者を記録している。
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搾乳小屋は地域材を使用。サイレージは牧草や穀物を水分を保ったまま密封し乳酸発酵させた栄養価が高い飼料。発酵させていない干し草という。山地酪農は山に牛を放牧して飼う。2016年に県営牧場が閉鎖され跡地の一部を借りて牧場を始めた。水道がなく麓から水を運搬し、給湯用にガスを使用している。バルククーラーは絞った牛乳を入れて冷やしておく機械。牛は搾乳時間に集まるという。
ジャージー牛の方がホルスタインより小柄で山を歩くことに向いている。乳牛を9頭飼育し1haに牛は1、2頭。牧場面積は8.8haで自然循環している。おやつをあげないと牛は野生に戻るという。
薫さんは山地酪農をしている牧場に就職し、8年前に神奈川県に移住。大学は東京農業大学 北海道オホーツクキャンパスで網走で生活していた。牛はなかほら牧場から5頭購入し連れてきた。山地酪農を日本で当たり前にしたいという。拓人さんも妻の思いに共鳴し米作り・家事・育児・牧場作業を行っている。冬場は牛の主食の野芝が減少し、母牛に捕食の稲藁を給餌している。授精は獣医に依頼している。
山地酪農で夫婦2人で乳牛を9頭飼育している。拓人さんは大学では観光を勉強し、大学卒業後に定住した。リヤカーでパンを販売していたという。2人は地域活動で出会った。互いの価値観が合致し2年半の交際を経て結婚した。結婚式は行っていないという。2年後に長男が誕生した。
いつか、ヒーローの番組宣伝。
牛に栄養補助飼料を与え搾乳を行う。生乳の異常を確認し乳頭を消毒・殺菌する。搾乳機を装着。山地酪農で飼っていると消費エネルギーが増え乳量が減少する。60℃で30分間低温加熱殺菌。町内の提携店舗で販売し定期契約で個人販売している。牛が急斜面で落下し助けられなかったこともあったという。
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TVerの告知。
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拓人さんは長男の保育園のお迎えが日課。拓人さんが食事を用意している。圧力鍋で炊飯し味噌汁を作った。飼育牛を精肉にし飲食店に直売していて、野性的な味がする。
牧場を始めて6年、振り返って概ね順調という。山地酪農が広がっていくようにしたいと薫さんは話した。