1年3か月前に取材した國大さんと妻の知子さんが暮らす古民家を再び訪ねた。番組が放送後、様々な媒体で取り上げられ3Dプリンターの問い合わせが殺到したという。家は変わらず茅葺き屋根だった。3Dプリンターで作った開発用の実験棟の建物は完成したという。工場で出力し部材を現場に持っていって組み立てる。家の前にも1棟建てる計画だという。高島屋の福袋としても限定1個棟販売することが決まっている。ワンルームタイプの3Dプリンターハウスに水回り設備はないが、今後は水回りを備えたタイプを発売予定。12月には2階建て100平米タイプも販売予定。國大さんは福岡市の出身で4人兄弟の次男。高校卒業後政治家の事務所に勤務した。24歳で起業し、携帯電話・ネット系会社を経営した。15年前に結婚し、海外で住宅関連会社を経営していた國大さんは5年前に帰国。3年前に大分県の山間集落に夫婦で移住した。集落の住人とも交流している。