今回のパリ大会では環境に配慮した大会を目指し、これまでにない取り組みが行われている。まずは選手。地方などへの移動には飛行機ではなく、二酸化炭素の排出量がより少ない鉄道の利用を求めた。観客には。競技会場の中にあるこちらの看板でペットボトルの持ち込みが禁止されていて、自分の水筒を持ってくるように勧められている。スタッフの移動も減らし、二酸化炭素のさらなる削減につなげようという取り組みも。試合後のメダリストの記者会見。リモートカメラなどで会見の様子がメインプレスセンターに届けられ、1か所に集まった通訳者が遠隔で同時通訳を行う仕組み。フランス各地、およそ30か所にある記者会見場と結ばれている。