和歌山・串本町で予定されていた民間の小型ロケット「カイロス2号機」の打ち上げは再び延期となった。2日連続の打ち上げ中止となった。宇宙ベンチャー企業が開発したロケット「カイロス2号機」。人工衛星を地球の軌道に投入する計画で成功すれば、民間単独としては日本初となる快挙だった。今年3月、初号機が打ち上げ直後に爆発してから9か月。リベンジはお預けとなった。ロケット発射場がある和歌山県・岸本周平知事は「次回に期待する」と話す。延期の原因はおとといと同じく上空の強風だという。次の打ち上げはあさってで調整されているという。