県立岐阜商業・横山温大選手は生まれつき左手に指がないハンデを抱えながらも努力でレギュラーを掴み取った。元々は右打ちだったが左打ちに転向すると類まれなるバッティングセンスが開花。守備では右手で捕球するとグラブを脇に抱え、投げるときはグラブを外し右手で送球。チームメイトにも負けないスピードで返球できるよう磨いた。第107回全国高等学校野球選手権・準決勝、県立岐阜商業×横浜高校の対戦。試合は延長戦に突入し迎えた10回オモテ、ランナー1・2塁から始まるタイブレーク方式で横浜に3点を奪われるもそのウラで同点に追いつく。11回ウラ、坂口路歩選手のヒットで8x-7。県立岐阜商業がベスト4進出を決めた。あさって日大三に挑む。