旬の魚に異変が生じている。戻りカツオが戻ってこない一方、サンマが豊漁。カツオは旬が2度あり、初カツオは5~6月で比較的さっぱりしている、戻りカツオは9~10月で脂が乗っていて濃厚な味わいなのが特徴。カツオの水揚げ量8年連続日本一の気仙沼で今年の速報値は勝浦が1位で気仙沼は大幅に減少している。気仙沼市の阿部長商店 海の市では例年より割高で販売されているという。本来のこの時期のカツオは脂が乗っているが、今年は脂がなく戻りカツオとは言えない状態で数も極端に少ないという。専門家によると今年は三陸沖にカツオの群れが少ないといい、カツオの回遊パターンが水温などの影響で変わった可能性があるという。一方、サンマは大豊漁。獲れすぎて休漁規制も出ているという。
住所: 宮城県気仙沼市魚市場前7-13