5月、土葬墓地の建設を願うイスラム教徒、反対する地域住民をテーマに放送したが、SNSには3000件にのぼるコメントが寄せられた。「遺体を焼くことは死者の尊厳を傷つける行為」とイスラム教徒は土葬を望んでいるが、日本では99.9パーセントが火葬。パキスタン出身のザファー・サイードは中古車を売買する会社で働きながら、パキスタンカレー店のオーナーも務める。パキスタン出身の妻と日本人女性のパートナー、2人の子どもと暮らす。15年前には日本国籍を取得。2019年、別府ムスリム協会が日出町内の土地を購入し、町は山の上にある土地はどうかと提案し、協会も同意。だが、杵築市は近くに水源があると反対。最終的に「1年に1度の水質検査」、「墓地の拡張はしない」などの内容で合意した。24年8月、安部徹也氏が町長選で当選。町長は町有地は売らないと協会側に伝えた。11月、自民党の杵築市議団は「土葬墓地の整備は国の責務」とする要望書を提出。
移民政策に詳しい鈴木教授は「排外主義的な風潮が拡大している中では土葬の議論はなかなか進まない。場合によっては社会の分断に繋がる」などと語る。ザファー・サイードは月に1度、日本人との交流会を催し、食事をともにする。
移民政策に詳しい鈴木教授は「排外主義的な風潮が拡大している中では土葬の議論はなかなか進まない。場合によっては社会の分断に繋がる」などと語る。ザファー・サイードは月に1度、日本人との交流会を催し、食事をともにする。
