あす2月22日は島根県が条例で定める「竹島の日」。隠岐の島町では日本で戦前と戦後に作られたとみられ、それぞれ竹島が明記されている2枚の地図が初めて一般公開されている。「久見竹島歴史館」で公開されているのは隠岐や園周辺の海域が記された「隠岐島全図」の複製で、それぞれ第二次世界大戦前と大戦後に作られたとみられる2枚の地図。このうち1945年以前につくられたと見られる戦前版の地図には竹島が明記され、「竹島ハ隠岐島ヲ距ル西北八五里」と記載されている。また、戦後版の地図にも同じように竹島が記されており、戦前から戦後にかけて竹島が隠岐島の一部だったことを示している。竹島を巡っては日本政府が1905年、島根県への編入を閣議決定し隠岐の島町に属しているが、韓国が領有権を主張し不法占拠を続けている。地図は今年9月末まで公開され、隠岐の島町役場でも閲覧可能。