天皇陛下と長女・愛子さまは、皇居で雅楽の演奏会を鑑賞された。天皇陛下と愛子さまは20日午後、皇居・楽部庁舎で行われた秋の「雅楽演奏会」を鑑賞された。宮内庁楽部が演奏する「雅楽」はユネスコ無形文化遺産にも登録されている。今回は、古くから祭祀に用いられてきた「神楽歌」が22年ぶりに披露された。「神楽歌」は平安時代に完成し受け継がれてきたもので、陛下と愛子さまは年に3回、宮中で行われる「御神楽の儀」の楽曲を間近で鑑賞できたのは珍しいとして、「とても楽しかった」と話されたという。途中、愛子さまは「舞楽」の舞に見入り、説明役の東儀博昭前首席楽長に陛下とともに熱心に質問されていた。