- 出演者
- 後呂有紗 伊藤遼 桝太一 山崎晴太郎 石山アンジュ
オープニング映像。
きょうのゲストは山崎晴太郎・石山アンジュ。
ローマ教皇の葬儀の前に行われたトランプ大統領とゼレンスキー大統領による電撃会談。その場所をGoogleマップで探す。大聖堂の中に会談の場所とよく似た場所を発見。まわりを見ると棺と同じ空間で会談を行ったとみられる。会談の内容についてゼレンスキー大統領は「素晴らしい会談だった1対1で多くのことを議論できた。話し合ったすべてのことについて成果が出ることを期待している」とした。アメリカ側も「非常に生産的な会談だった」と発表。トランプ大統領はウクライナに歩み寄る一方、ロシアに対し強い言葉で批判した。「プーチンがここ数日で行った市街地へのミサイルの発射には正当な理由がない。彼は戦争を止める気がないのかもしれない」と批判。ロシアはアメリカ特使と会談。「前提条件なしでウクライナと交渉を再開する用意がある」と伝えたことがわかった。停戦交渉をめぐる動き、進展はみられるのか?
山崎さんは「ローマ教皇って世界にとって北極星のような存在だなと思っていて、世界がこれだけ変化するなかで変わらない人間の尊厳みたいなものを訴え続けてきた方。その方の葬儀ということで各国の要人がフラットに集まっている。フラットの延長で2人の対談、会談が実現したということで今までの関係性とは違う形でローマ教皇の思う理想の平和について議論が進むといい」などと述べた。石山さんは「フランシスコ教皇は改革派として同性愛への寛容さであったり戦争への非難という宗教の枠を超えて平和へのメッセージを発信され社会にも影響力があった方。社会が右傾化して強調から遠ざかっているので教皇が作られた改革派の精神や平和への精神を受け継ぐ方に次になっていただきたい」などと述べた。コンクラーベは来月6日以降に行われる見通し。
和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで飼育されている4頭のジャイアントパンダは6月末ころ、中国にすべて返還されることが発表された。パンダの町として知られる白浜町。人口約2万人の町に年間約295万人の観光客が訪れていたが、町長も戸惑いを隠せない。現在日本にいるパンダは6頭。和歌山の4頭は6月末ごろに中国に返還され、東京・上野動物園の2頭も来年2月が返還期限となっている。中国のパンダが初めて日本に来てから50年あまり。日本で暮らすパンダがいなくなるかもしれない事態に。上野動物園がある東京都は中国側と次のパンダに向けた話し合いを希望している。和歌山県のアドベンチャーワールドも「また来てもらえるように中国側に働きかけていく」としているが、新たなパンダがくる目処は立っていないという。元和歌山県知事の仁坂氏は「日本側が決める話ではない。基本的には中国政府の意向を反映するだろう」と話す。オーストラリアの場合、新型コロナの発生源をめぐり関係が悪化する中、パンダの貸し出しが決まった。関係改善の狙いがあったとみられる。アメリカの場合も中国への強硬な姿勢をやわらげるためなのか、パンダ外交を展開。日本にリーリーとシンシンが来た2011年当時は、尖閣諸島問題で日中関係が悪化していたタイミングだった。今の日中関係においてパンダを貸し出すとすれば、どんなタイミングが考えられるのか。柳沢記者は「日米が組んで中国と対立するという事態を中国は警戒している。今後も何らかの交渉の中でパンダを手土産として利用することが十分考えられる」と話した。
パンダ外交について、山崎さんは「納得してないです。外交に使うべきものではないと思う」などと述べた。アドベンチャーワールドのパンだ4頭は返還される直前までみられる予定で、ファンに向けたお見送りイベントの開催も検討されている。
東京・両国にある「中村部屋」を取材。中村部屋は令和風にアレンジしたやり方をしているという。中村部屋は屋外で瞬発力強化のトレーニングをしており、これは異例だという。さらに相撲部屋の多くは稽古を早朝から昼前にかけて1回だけ行う。一方、中村部屋では午前中瞬発力を鍛えるトレーニング、午後に実戦を意識した土俵稽古を行っている。力士全員のリレー形式のトレーニングに桝さんも挑戦したが、敗北した。中村部屋は去年6月に誕生。2019年に引退した元関脇・嘉風・中村親方が二所ノ関部屋から独立。8人の力士とともにスタートを切った。多くの相撲部屋の食事は昼・夜の2食だけ。しかし中村部屋では朝食(スムージー)をとっている。さらにちゃんこなどは力士全員で協力して作っているという。そして酸素ボックスも完備。親方が2年前に自費で購入したもので、疲労回復のため弟子たちに使わせているという。4階は力士たちの部屋で、2~3人部屋で生活している。親方は弟子全員の保護者とLINEでやり取り。弟子たちの日々の様子を伝えている。力士を目指す若者は年々減り、去年の新弟子の人数はピーク時の約3割に。90年代には900人以上いた力士の数が去年45年ぶりに600人を下回った。3時からの午後の稽古も中村部屋ならではの特色がある。1秒半ほど足を上げる一般的な四股に対し、約5秒間しっかり軸足に体重を乗せるのが中村部屋式。この四股を約30回、従来より回数を減らし1回の四股により集中させている。
「中村式 押しトレ」はぶつからず頭をつけた状態から相手を押すもの。枡の相手は部屋で最も軽い約120kgの宮乃風。枡は「死ぬかと思った。」と話す。中村式 押し稽古は1日3~5本と本数は少なく短期集中で行われる。多くの相撲部屋では土俵での稽古を4時間ほど行うが、中村部屋では半分の2時間。「量より質」を重視し、厳しい稽古を短い時間で行うのだという。部屋の立ち上げから約11カ月。宮乃風が十両に昇進し、来場所から嘉陽の新入幕が濃厚となるなど弟子たちの成績も向上している。中村さんは「このやり方が潜在能力を最大限に発揮することにつながっているのかという疑いが常に持って、もしかしたら半年後カタチが変わっているかもしれないが、いいように変わっていく。常に問をたてて常にいろいろなことに取り組んでいる。」などと話した。
桝さんは「決められた練習時間が短いということはその分ほかの時間をどう過ごすべきかを自分自身で決めなければいけないということも意味する。実際にある力士の一人部屋の本棚には相撲の技術についての本が何冊も並んでいた。力士の皆さんはこれまでとはまた違う意味での厳しさと向き合っているんだと感じた。」などと話した。
李在明前代表は「共に民主党」内予備選挙で他の候補を大きく引き離し、公認候補に選ばれた。李前代表は最新の世論調査でも他党の候補をリードしていて“最有力候補”とされている。日本への強硬的な発言でも知られているが、最近は日韓や日米韓協力の重要性を認めている。韓国が「独島」と呼び、領有権を主張する島根県の竹島などをめぐり、「歴史問題や独島について争うことはある」としながら「経済や文化・社会的な側面まで争う必要はない」と述べている。一方、公職選挙法違反事件で最高裁で審理中で、大統領選までに判断が示されれば影響を受ける可能性がある。
愛子さまはきょう午後、皇居で行われた「春季雅楽演奏会」を鑑賞された。「雅楽」は千数百年の伝統がある世界最古の音楽文化財で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。日本の伝統芸能に関心がある愛子さまは春と秋に行われる雅楽演奏会に2022年以降毎回足を運ばれていて、お一人での鑑賞は2回目。途中、黒ぶちのメガネをかけ雅楽器の合奏などをじっくり鑑賞されていた。愛子さまは舞楽で音楽に合わせて舞う4人が一定のリズムのない音楽のときにどうやって合わせるのか質問し、説明役の職員が「それは練習です」と答えると愛子さまは「鍛錬の賜物ですね」と感心されていたという。
全国の気象情報を伝えた。
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あす28日にもスーパーで販売されているコメの平均価格が発表される予定。16週ぶりの値下がりとなるかが注目される。30日(水)、赤沢経済再生担当大臣が関税協議のため再びアメリカへ出発する。5月3日(土)からGWは後半戦。新幹線の下りはこの日が混雑のピークとなる見通し。
アンジュさんは「私の職場はリモートワークが中心なので、普段平日に温泉に行って働く方もいるのであんまりGWの意識はしていない。でもコロナ以降働き方が多様化しているので、混雑緩和というかたちで休みが分散していくといいなと思う。」などと話した。
エンディング映像。