尾河さんのドル/円予想レンジは144.70円~146.50円。尾河さんは「ジャクソンホールの注目点はFRB・パウエル議長が基調講演で経済見通しを話すこと。金融政策について触れる可能性が高く注目しています。ジャクソンホールでは具体的な利下げについての発言も期待されていますが、個人的には市場は大幅な利下げを織り込みすぎではないかと思っています。パウエル議長もこれ以上ハト派に傾く可能性は低いのではないでしょうか。7月の米国雇用統計は弱かったが、弊社は米国のソフトランディングを見込んでいる。ジャクソンホール後はじわりとドル高になる可能性はありますが、FRBの利下げが視野に入ってきた中で、大幅なドル高円安は見込みにくいでしょう」などと話した。