円相場は一時1ドル=149円10銭まで下落し、約1ヶ月半ぶりの安値となっている。米9月の雇用統計は市場予想を大きく上回り利下げ観測が後退したことも円安に繋がっている。これを受けて輸出関連株が堅調に動き、終値は697円高の3万9332円となったが円安が物価高につながることも懸念される。専門家の唐鎌大輔さんは雇用統計が続くかは疑義を持つべき・年末までは1ドルあたり138~148円と円高に動くのではないかと予測しているが、トランプ政権となれば財政計画を拡張させ追加関税が課されることで160円台の円安となる可能性があると見ている。