「清水芳仙の木彫」、本人評価額は300万円。結果は350万円だった。大熊氏は「非常に素晴らしい作品。構図もよく出来ているし、全体のプロポーション。ここまで一木から彫り出してできるのかというほど。おそらく牙彫の技術が生きていたんだと思う。作品としては『第12回文展』入選作品の『霧窪の伝説によりて』出品に前後して作ったのではないか。古い文献に『蚊帳』という作品名が残っている。この作品が女性が蚊帳を吊るすような仕草なので、作品のタイトルとするとピッタリではないかと思う」などと評価した。
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