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「青い壺」 のテレビ露出情報

2025年上半期ベストセラー(文庫総合)の1位は1977年発表の小説、有吉佐和子さんの「青い壺」。(トーハン調べ)。今なぜ半世紀前の小説がベストセラーになっているのか、その魅力に迫った。1977年に出版された小説「青い壺」は絶版状態だったが2011年に復刊され、累計発行部数80万部を超える大ヒットになっている。東京・豊島区のジュンク堂書店池袋本店文庫・新書担当・矢部公美子さんは「月に20冊から30冊ぐらいのペースで売れている。復刊したものが時間をかけていってそういう売り上げの動きをした書籍というのは記憶にない」と話す。「青い壺」の舞台は昭和の高度経済成長期。無名の陶芸家が焼き上げた美しい壺が人から人へと渡り、行く先々の人間模様が13の物語で写し出される。この本を文庫本として復刊させた文藝春秋社・山口由紀子さんは「いまだに売れているというのは基本的には本の力でしかない」と話す。
小説「青い壺」の著者・有吉佐和子さんは鋭い観察力と人間描写を得意とする戦後を代表する作家。現在の農業のあり方を問う「複合汚染」や老人問題を描いた「恍惚の人」は大ヒットした。「青い壺」を読んだ人は「日常を垣間みるような面白さがあった。だけど古さを感じさせない」「人間模様や悩みは時代を超えても変わらないらしい」という感想を寄せた。13の物語では親の介護や定年退職後の夫の居場所など普遍的な出来事が綴られている。遺産相続をテーマにした第4話を紹介した。文藝春秋社・山口由紀子さんは「いろんな家庭の人間ドラマが詰まっていて、どの1編から入っても絶対自分の知っている感情がわき起こる人が登場していて、どんどん読んじゃうのは間違いがない」と話す。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月13日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングエンタメワイド
2025年上半期ベストセラー(文庫総合)の1位は1977年発表の小説、有吉佐和子さんの「青い壺」。(トーハン調べ)。今なぜ半世紀前の小説がベストセラーになっているのか、その魅力に迫った。1977年に出版された小説「青い壺」は絶版状態だったが2011年に復刊され、累計発行部数80万部を超える大ヒットになっている。東京・豊島区のジュンク堂書店池袋本店文庫・新書担[…続きを読む]

2024年11月28日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
今、全国で異例のヒットを飛ばしている本がある。「青い壺」。作者は有吉佐和子さん。昭和52年、今から47年前に発表された小説。一度は絶版したが、13年前に復刊されると初版を超える勢いで発行部数を伸ばし、累計50万部を突破。特に注目を集めたのがこの1年で10万部以上発行された。物語の舞台は家庭や職場、病院など、身近な場所。青い壺がさまざまな人の手に渡る過程の人間[…続きを読む]

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