派閥の政治資金パーティーを受け、自民党は政治刷新本部で論点整理を行った。141人が出席した会合で示された論点整理では、派閥による政治資金パーティーの全面禁止、派閥が閣僚人事等で推薦名簿を提出することなどの禁止、派閥の収支報告書に外部監査を導入することなどが打ち出された。また、法令違反を犯した派閥に対して、党が解散や活動休止を要求する仕組みの導入が明記されている。一方、派閥のあり方について、「いわゆる”派閥”の解消」と記すも、「”派閥”から真の”政策集団”へカギはお金と人事から完全に決別」とも書かれており、派閥の全面解消には踏み込まず、「政策集団」として残す案が示された。刷新本部は今週25日に中間とりまとめを行う方針。