依頼人は宮田隆宏さん。骨董市で手に入れた着物・帯・帯紐でスマホケースなどのバッグ作りにハマっているそう。お宝は骨董市で一目惚れして購入したアンティークの食器。コレクション総額は2000万円。約300ある焼き物のうち、再興九谷の皿・鉢5点を鑑定。1807年、加賀藩が古九谷の復活を目指し、名工・青木木米を招いて窯を開くも藩の財政悪化で事業は振るわず、木米は2年足らずで帰郷。その後、各地で古九谷復活を目指す蒲が次々と誕生した。これらの窯で作られた磁器を再興九谷と呼ぶ。筆頭が吉田屋窯。四代・豊田伝右衛門に由来する。豊田は1824年に私財を投じて古九谷再興に乗り出した。しかし、吉田屋窯はわずか7年で途絶えた。再興九谷も明治初頭に姿を消した。
