衆議院予算委員会。選挙前は与党が過半数を占めていたが、今は与野党が逆転して、与党側は単独では予算案などを委員会で可決することができない状況。衆議院予算委員会の委員長は、立憲民主党・安住淳氏が務める。野党の議員が予算委員長となるのは30年ぶり。政治とカネについて立憲民主党・野田代表は「旧安倍派の会計責任者が東京地裁の公判で新しい事実が認定された。党として再調査する気持ちはあるか」、石破首相は「新たな事実が出れば調査することもある。現状そのような認識を持っていない」。政策活動費を廃止する一方、公開に特に配慮が必要な要配慮支出を第三者機関で監査するとした自民党の法案を巡って日本維新の会・青柳政調会長は「領収書の要らない不透明なお金をなくそうとしている。不配慮支出、こんな新しいブラックボックスをつくろうとする自民党の姿勢は理解されない」、石破首相は「第三者機関で厳格な監査を受けることになる」。また、先の衆議院選挙で自民党が非公認とした候補者が代表を務める政党支部にも2000万円を支給したことについて共産党・田村委員長は「事実上の裏公認だ」、石破首相は「選挙のための2000万円ではない」。自民党・山下元法相は「政治改革を石破総理がリーダーシップを取って本気でやろうとしているか決意を示してほしい」、石破首相は「年内に法改正も含め与野党で答えを出すことをお願いしできるかぎりのことをしなければならない」。
衆議院予算委員会。年収の壁について立憲民主党・階猛氏は「保険料負担を給付で埋める仕組みが必要ではないか」、石破首相は「財源と公平性を念頭に置きながら今後議論したい」。経済政策について国民民主党・古川代表代行は「財政収支均衡よりも国民の経済、暮らしを重視すべきではないか」、石破首相は「経済あっての財政で経済運営で黒字化にも必ずつながる」。れいわ新選組・櫛渕共同代表は「消費税廃止少なくとも消費税減税を今すぐ実行してほしい」、石破首相は「現在、減税する考えはない」。あすは参議院で予算委員会が開かれる。
衆議院予算委員会。年収の壁について立憲民主党・階猛氏は「保険料負担を給付で埋める仕組みが必要ではないか」、石破首相は「財源と公平性を念頭に置きながら今後議論したい」。経済政策について国民民主党・古川代表代行は「財政収支均衡よりも国民の経済、暮らしを重視すべきではないか」、石破首相は「経済あっての財政で経済運営で黒字化にも必ずつながる」。れいわ新選組・櫛渕共同代表は「消費税廃止少なくとも消費税減税を今すぐ実行してほしい」、石破首相は「現在、減税する考えはない」。あすは参議院で予算委員会が開かれる。