この春、横浜市青葉区を走る路線に新たなバスが導入された。その名もタンデムライナー。全長は一般のバスのおよそ2倍。一度に100人を超える乗客を輸送できる。この連節バスは運転手の人手不足解消のカギを握ると期待されている。これまで100人を超える乗客を運ぶには2台のバスが必要だった。それを連節バスであれば1台で運べるため運転手が1人浮く。その運転手を人手が足りない他の路線の運行に回すことができる。このバス会社が連節バスの導入に踏み切れたのは横浜市による支援があったためである。2台分の大きさに合わせた停留所の拡張工事など走行環境を整備する費用を横浜市が負担した。東急バス・石洋一さんは「我々だけでは規格外の車両を導入するのは難しく、横浜市との連携がなければ実現できなかった」などと話した。
住所: 神奈川県横浜市青葉区青葉台1