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「静嘉堂文庫美術館」 のテレビ露出情報

きょうのテーマは「武将・大名が愛した茶道具」。国宝「曜変天目(稲葉天目)」は三代将軍の家光が乳母の春日局に渡してしまったもの。「唐物茄子茶入 付藻茄子」は足利将軍家の茶道具。織田信長・豊臣秀吉・徳川家康、名だたる武将・大名を魅了した茶道。茶会を開き、集めた茶器を披露することで自らの権力を誇示していた。歴史上の人物が愛した茶器を展示している特別展「眼福 大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋」が東京・丸の内の静嘉堂文庫美術館で開催中(11月4日まで開催)。学芸員・長谷川祥子さんが案内。約1400点の茶道具から厳選した79点を展示。国宝「曜変天目」は中国から伝来した唐物茶碗の最高級品。南宋時代に作られた茶碗で青い輝きは偶然現れたもの。日本には室町時代に伝来してきたとも言われている。元は徳川将軍家の持ち物だったが、徳川家光が乳母である春日局に与えた。春日局は家光の健康を願い、薬断ちをした。晩年に春日局が病に伏すと、薬湯を飲まない春日局に家光は最上の茶碗で薬湯を飲ませようとした。春日局は薬湯は飲んだふりをして襟元に流し入れ、茶碗だけをありがたく頂戴し、春日局の実家である稲葉家で受け継がれた。「唐物茄子茶入 付藻茄子」は室町時代に足利義満と義政が所持し、その後、信長から秀吉・家康と受け継がれ、現在に至る名品。松永久秀は織田信長に付藻茄子を献上することで領地を奪われるのを防いだ。付藻茄子はその後、本能寺の変を経て信長から豊臣秀吉・徳川家康へと受け継がれた。「唐物茄子茶入 松本茄子」も信長から秀吉・家康と引き継がれた名品。松本茄子をX線で撮影した写真を見ると、粉々に割れた痕がある。粉々になってしまった原因は1615年の大坂夏の陣。茶入の修復を徳川家康が命じた。家康の命で破片をつなぎ、ろくろ目も頼りに漆で描くなどして修復。現在までその美しさを保っている。
住所: 東京都世田谷区岡本2-23-1
URL: http://www.seikado.or.jp/

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年1月26日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングあら、いーな!
静嘉堂文庫美術館では龍をテーマにした所蔵する美術品の企画展を2月3日まで開催している。

2023年12月20日放送 15:15 - 15:45 NHK総合
美の壺File578 掌で味わう 茶碗
「静嘉堂文庫美術館」が所蔵する「曜変天目」。曜変天目は漆黒の茶碗に斑紋が浮かび、その周囲を光彩がきらめく茶碗のことだ。完全な形で存在するのはわずか3碗、そのどれもが国宝に指定されている。7年前、曜変天目の輝きはどのように生まれたのか調査したが、まだわかっていない。
瀬戸市の長江惣吉さんは父親の代から二代に渡り、曜変天目の再現に打ち込んできた。父が亡くなった[…続きを読む]

2023年11月7日放送 20:54 - 21:54 テレビ東京
開運!なんでも鑑定団(開運!なんでも鑑定団)
福岡・博多区のボランティアガイドの研修中の冨島さんのお宝は「河鍋暁斎の掛軸」。酔っ払って一桁間違えて入札したお宝だという。
河鍋暁斎が画鬼と称した天才絵師。7歳の時に浮世絵師・歌川国芳の画塾に入門。その後駿河台狩野派に籍を移し異例の若さで修行を終え洞郁陳之の名を授かった。1855年安政の大地震が起こるとなまづ絵を発行すると売れに売れ27歳の時に独立。滑稽で[…続きを読む]

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