7日に静岡県で今季全国初の最高気温40℃が記録されるなど、各地で災害級の暑さとなっている。7月1日から7日までに熱中症の疑いで救急搬送されたのは、全国で9105人で、去年と比べて2倍以上に増加した。8日、日本救急医学会は記者会見を開き、「暑い時間帯の不要不急の外出は控えてほしい」と注意喚起した。夏の全国高校野球・福岡県大会は、開会式の入場行進を取りやめ、参加を希望制にしたところ、135チーム中81チームが参加した。北海道は、去年の猛暑を受け、夏休みと冬休みの期間を、「50日以内」から「56日以内」に拡大し、校長の判断で、夏休みの延長が可能になった。暑さ指数により部活動や屋外活動を取りやめる学校もあり、暑過ぎて「プール」の授業が中止になるという異例の事態も起こった。