現在閉山中の富士山で遭難が続発している。去年の大晦日、富士山御殿場ルートにいたのは静岡県警の山岳遭難救助隊の姿。この日は遭難した神奈川県の男性(38)を六合目付近で無事発見したという。今の時期富士山は静岡側、山梨側ともに閉山中で通行禁止となっている。登山口がある静岡・富士宮市の須藤市長は定例会見で遭難事故を未然に防ぐための制度づくりの必要性について訴えた。実際に富士山では閉山中の事故が度々発生。先月29日には下山中だった兵庫県の男性が滑落し死亡。2019年には富士登山を生配信中の男性が滑落する様子が配信されたあと連絡が途絶えその後遺体となった見つかった。去年4月には中国籍の男子大学生が4日間で2度にわたり救助を要請する事態もおこっている。山頂への登山道は道路法46条により閉山期間中は通行禁止となっており罰せられるが通行禁止なのは登山道のみ。登山道を通行しない登山は法的に制限外なのが現状。閉山中の富士登山の危険性について、アルピニストの野口健氏は、山小屋もしまっており管理されていないため別物である認識をもったほうがよいという。閉山中の遭難が相次ぐ中、議論が活発化しているのが救助費用の有料化。遭難救助は公的機関によるものは原則無料となっているが、富士山周辺自治体からは有料化を求める声があがっている。去年6月には富士宮市の須藤市長が閉山期間中の救助費用の一部を自己負担とする法令改正などを県に求めた。これに日本山岳ガイド協会の武川理事長は、もともとは山岳遭難は登山者の自己負担だったがそうではなくなり多くの命が救われるようになってきたのが現状で、それを有料することを消防警察は反対するはずだなどとコメント。
住所: 静岡県静岡市葵区追手町9-6
URL: http://www.pref.shizuoka.jp/
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