TVでた蔵トップ>> キーワード

「県桜えび漁業組合」 のテレビ露出情報

静岡の春の風物詩・サクラエビ漁。日本で唯一、駿河湾だけで水揚げされている。この春の漁は5月末まで行われたが、結果は漁業者にとって厳しいものだった。漁が解禁された3月下旬、深刻化していたイラン情勢の影響で漁に必要な燃料の調達が不透明に。さらに日々の漁獲量の差が激しいことも漁業者を悩ませた。1日50トン以上獲れた日がある一方で、その数日後には1トン未満になるなど、期間を通して不安定な漁が続く。サクラエビ漁は漁場の調査や前日までの実績などから、漁に出る判断や場所を決めている。しかしその生態はまだ分かっていないことが多く、いつ・どこに・どのくらいいるのかを判断することは難しいという。いまだ謎が多いサクラエビの生態を解き明かし、今後の漁に活かすために最新のAIを開発する動きがいま県内で進んでいる。静岡大学・永田正樹准教授は静岡県内の産官学が連携した「駿河湾海洋DXプロジェクト」の一環として、映像などから効率的にサクラエビを判別するAIの開発を行っている。AIで海中の画像や映像を素早く分析し、駿河湾内のどこにどれくらいサクラエビがいるのかを把握し、漁に役立てるのが目標。研究には地元の専門学校生も参加している。「アノテーション」とは画像に「映っているものがサクラエビである」とAIに教えるためのデータを作ること。このデータによりAIはサクラエビと他の種類のエビや小魚などを区別できるようになる。作業は半透明の体と背景の境界を手作業で丁寧に見極めながら進める。永田さんらはこれまでに1万匹以上のサクラエビをデータ化した。AIがサクラエビと判別したものには色がつく。AIが瞬時にサクラエビの画像を検索。今年に入りこれまで難しかった群れの中で重なり合うサクラエビも判別できるようになった。今後、永田さんたちのグループは「より精度の高いAI開発を進め静岡が誇るサクラエビ漁が将来に渡って続けられるよう支援したい」と意気込んでいる。

© 2009-2026 WireAction, Inc. All Rights Reserved.