北海道でスルメイカ漁が解禁された。東京・八王子市にある「淳ちゃん寿司」では、いかの握りが2貫で440円。普段は北海道産のスルメイカを仕入れているというが、地引大将は「不漁みたいで、今回は青森・石川県のスルメイカを買った」と述べた。イカを余すこと無く使おうと寿司店なのにイカスミパスタやイカのワタ焼きなどの提供を始めた。スルメイカ漁の解禁日の函館港で漁師が捕れたのはイカ2匹。別の漁師もわずか25匹ほどだったという。今月2日の市場では競りに出すスルメイカがないため初競りは2年連続の中止となっていた。スルメイカの漁獲量(農水省漁業・養殖業生産統計年報)では2000年は約34万tほどだったが年々右肩下がりに減少し去年は約2万7000tと不漁が続いている。スルメイカの価格は10年前と比べて3倍以上。専門家によると“函館までスルメイカが北上していない”ことが主な不漁な理由。代替品として注目されているのはアカイカ。水産研究・教育機構開発調査センター・加藤さんは「スルメイカと比べてアカイカは生息域がかなり広い」、コモディイイダSV統括部長・大塩さんは「(アカイカは)入荷もある。スルメイカは安定しない」などと述べた。アカイカはスルメイカの半分ほどの値段で仕入れられるという。加藤さんによるとアカイカはさきイカなどでの使用が多かったがスルメイカ不漁で刺し身や生食用にも使用されるようになったという。
