来月の富士山開山を前に富士宮市・須藤市長が問題定期をした。須藤市長が訴えるのは、閉山期間中の登山禁止と救助の有料化。富士山の登山道は合計4つあるが、いずれも閉山期間中は通行禁止となっている。一方で登山道以外は立ち入りを禁止する法的根拠がない。そのため閉山期間中でも富士山に登る人は多く、遭難事故も後を絶たないのが現状。静岡県警が公開している遭難救助の様子が流れた。3月の富士山、雪が激しく吹き付ける過酷な環境で複数の隊員が遭難した登山者の救助にあたる。ただ、警察や消防が出動した場合でも現状は遭難者に救助費用を求めることはできないという。実はこれまでも度々須藤市長は「救助の有料化」を訴えてきた。実際に防災縁による山岳救助の有料化を導入する自治体もある中、なぜ富士山では実現しないのか。富士宮市・観光課の主査は「他の山も静岡県内にはあるので、富士山との差別化をどう担保していくか難しさがあると聞いている」と話す。また、複数の自治体にまたがる富士山だけに、費用の設定や山梨側との調整に時間がかかるという。富士宮市を含む富士山周辺の4市1町は今後、国・県に対し救助の有料化などを要望するとしている。
