トランプ大統領はSNSで反米政権のキューバに対して「手遅れになる前に取引するよう強く勧める」と発信した。キューバはベネズエラと深い関係にあり、キューバに対しても何らかの譲歩を求めたとみられる。キューバはアメリカから最短距離で150kmにあり近く“アメリカののど元”とも表現される。キューバで栽培が盛んなサトウキビが原料のラム酒で作られたモヒートが有名。またアメリカの制裁前に輸入したアメリカ車が現在も街を走っている。燃料不足で定期的な計画停電が行われるなど経済状況は厳しい。キューバは自国の工作員をベネズエラに送り込み、クーデターの兆候を察知して潰すことでベネズエラの政権維持に貢献してきたと言われている。この見返りにベネズエラはキューバに原油を安く供給している。しかしアメリカがベネズエラに対し経済制裁を強めることでキューバへの石油輸出が減っておりキューバが疲弊している。1959年に起きたキューバ革命によりキューバは反米政権となりソ連からの支援を受けることで栄えた。この時ソ連から諜報技術も学んだという。アメリカはキューバを「近くてリスクの高い国」と捉え、60年以上親米への体制変更を目論んできた。今回ベネズエラのマドゥロ政権を転覆させたことでキューバは経済の後ろ盾を失った。アメリカはロシアからキューバへの支援を警戒し圧力をかけているとみられる。
