米国ISM非製造業景気指数に注目と大川智宏さんがスタジオで解説。「現在の米国景気の動向を見るには、小売りやサービスと言った内需関連の強さを確認することも大事。前回は底堅い認識だった。PCE(個人消費支出)でも支出の伸びが確認され、小売売上高もGDP(国内総生産)の消費も強かった。今月の非製造業の景況感が強くなってしまうと大幅な利下げが実施できるのかに疑問符がついてくる。膨れ上がる資産効果で消費が促進される事実があるなら、多少雇用が鈍化して、給料が下がっても消費の過熱感は是正されない。そういう意味で非製造業への注目度は高まっている。継続して50を超えて市場予想を上回ってくれば、今後の利下げペースなどの見方も変わってくる」などと解説をした。