今月9日に韓国のパク・チン外相とアメリカのブリンケン国務長官が韓国で会談し、北朝鮮とロシアの軍事協力への対応策について意見を交わした。会談で最も重要な議題となったのが北朝鮮とロシアの軍事協力への対応策で、会談を通じてロシアが北朝鮮に対して軍事技術を支援していることが事実上公式化された。また中国については、中国が建設的な役割を担うべきとの認識で一致したとのこと。ロシアと北朝鮮の軍事協力で緊張が高まれば、中国の国益にも反するとして、両国の軍事協力を防ぐために中国が動かなければならないとのこと。来週に米中首脳会談が実現する可能性が高い中で、中国が最大限役割を果たせるようにし、北朝鮮とロシアの軍事協力をけん制しようとする狙いがあるものとみられる。ユン・ソンニョル大統領はブリンケン国務長官との昼食会で、アメリカと緊密に協力すると述べ、ブリンケン長官も韓国との同盟をさらに強固にすると答えたという。