政府は主要病院に兵役の代わりに軍や保健所で勤務する軍医と保健医を派遣した。医学部の定員拡大に反対して病院を離れ、政府の業務開始命令に従わなかった研修医に対し医師免許停止の事前通知を行なった。医療の空白が長期化し、主な大学病院では手術が半分以下に、外来診療も大幅に減少している。集中治療室と救急外来は教授や専門医を中心に運営されているが、ほぼ限界に達している。研修医が行なっていた業務を少しでも埋めるため軍医と公衆保健医が派遣された。専門医66人とインターンを終えた医師など158人だ。ソウルのいわゆる「ビッグ5病院」にも7~10人の医師が派遣される。政府は早ければ来週から公衆保健医200人を追加・派遣する計画。病院を離れた研修医に対する行政処分は8日を基準に研修医4944人に対し3ヶ月の免許停止処分を予告する事前通知が行われた。今週中にすべての通知を終える予定。政府は医師免許停止を通報する前に病院に戻る研修医に最大限配慮すると述べた。政府はすでに復帰したり復帰を希望する研修医を支援するために研修医保護申告センターも運営する。