行定勲がリモートゲスト、長谷川朋子がゲストに登場。行定は韓国ドラマについて優勢を極めたと言って過言ではなく、世界の席巻する韓国映画界がありつつ、インターネットを通じて映像や音声コンテンツを配信するOTT(オーバー・ザ・トップ)専用のドラマも世界で認められているなどと語った。長谷川らは「完璧な家族」は韓国3大ネットワークの一つである「KBS」で8月から放送し、KBS史上初となる日本人監督が演出した連続ドラマなどと紹介。演出を務めたきっかけについて行定は、ずっと以前から何度も韓国のプロデューサーらと合作や映画を作ろうと話し合ってきており、一方で最後まで話が行くケースが今までなく今作でやっと実現したなどと明かした。韓国の撮影現場で大きな違いを感じることがあったという行定は、衝撃を受けたこと「8話だと思っていたら12話だった」について、最初は配信用コンテンツであったが途中からテレビ放送も視野に入れ、8話分の脚本を12話にする必要があり自分に丸投げされていたなどと話した。
韓国の撮影現場で衝撃を受けたこと「豪邸を建てちゃった」について行定は、打ち合わせで1階と2階のシーンを続けて撮影できることが理想だと伝えるとでっかいセットに一軒家を建てちゃえと韓国スタッフが決断したと伝え、実際の撮影スタジオの一軒家の様子を写真で紹介した。行定は一軒家を建ててしまう利点はカット割りして撮影する必要がなくなるため大きな時短になり、韓国の労働環境は規制が厳しく週に52時間労働しかできないためKOが出ていなくてもそのシーンの撮影を後日にする必要があったなどと打ち明けた。行定らは韓国の制作現場はハリウッド形式になって環境もガラッと変わり、制作費は日本の5倍と言われ、スタッフたちのギャラも日本とは桁が違うものになっているが15年前の韓国ではほぼノーギャラの助監督が徹夜続きで撮影し、過労死するなど社会問題にもなっていたどと説明した。
韓国の撮影現場で衝撃を受けたこと「チェ センガゲヌン」について行定は、撮影中に何度も「チェ センガゲヌン」という言葉が聞こえ、意味を教わると「わたしの考えを申しますと」だと知り、キャストだけではなくカメラスタッフなど皆が皆、監督の意見より先に「チェ センガゲヌン」と発言し、狼煙を上げるように撮影に臨んでいるなどと告げ、実際にキャスト・スタッフたちが行定に意見している様子のVTRを紹介した。長谷川は韓国の現場では毎日がオーディションのように自分が試されている感覚でキャストもスタッフも仕事しているなどと説明した。行定は韓国では衣装合わせの段取りがなく、キャスト陣が脚本を読み込んで考えた末に衣装を決め、監督の自分でさえ後から知らされるものの、提案を覆すほどの考えがない場合にはキャスト陣の考えが採用になるなどと話した。
韓国の撮影現場での経験をどのように活かしていくかについて行定は、海外と組んでいくという考え方が越境していき、自分が後輩監督たちの橋渡しも担えるし、韓国側も日本サイドと組みたがっており、ただ韓国サイドは最初こそ放送媒体や地域は日本であろうと韓国であろうと問題にしないが最終的には世界に発信することを常に目指しているなどと語った。行定は日本では立ち行かなくなっていた企画が韓国での撮影を通して日韓合作にする方向で企画転換し、今少しずつ進行しており以前のものより良い作品に仕上がるはずなどと打ち明けた。
韓国の撮影現場で衝撃を受けたこと「豪邸を建てちゃった」について行定は、打ち合わせで1階と2階のシーンを続けて撮影できることが理想だと伝えるとでっかいセットに一軒家を建てちゃえと韓国スタッフが決断したと伝え、実際の撮影スタジオの一軒家の様子を写真で紹介した。行定は一軒家を建ててしまう利点はカット割りして撮影する必要がなくなるため大きな時短になり、韓国の労働環境は規制が厳しく週に52時間労働しかできないためKOが出ていなくてもそのシーンの撮影を後日にする必要があったなどと打ち明けた。行定らは韓国の制作現場はハリウッド形式になって環境もガラッと変わり、制作費は日本の5倍と言われ、スタッフたちのギャラも日本とは桁が違うものになっているが15年前の韓国ではほぼノーギャラの助監督が徹夜続きで撮影し、過労死するなど社会問題にもなっていたどと説明した。
韓国の撮影現場で衝撃を受けたこと「チェ センガゲヌン」について行定は、撮影中に何度も「チェ センガゲヌン」という言葉が聞こえ、意味を教わると「わたしの考えを申しますと」だと知り、キャストだけではなくカメラスタッフなど皆が皆、監督の意見より先に「チェ センガゲヌン」と発言し、狼煙を上げるように撮影に臨んでいるなどと告げ、実際にキャスト・スタッフたちが行定に意見している様子のVTRを紹介した。長谷川は韓国の現場では毎日がオーディションのように自分が試されている感覚でキャストもスタッフも仕事しているなどと説明した。行定は韓国では衣装合わせの段取りがなく、キャスト陣が脚本を読み込んで考えた末に衣装を決め、監督の自分でさえ後から知らされるものの、提案を覆すほどの考えがない場合にはキャスト陣の考えが採用になるなどと話した。
韓国の撮影現場での経験をどのように活かしていくかについて行定は、海外と組んでいくという考え方が越境していき、自分が後輩監督たちの橋渡しも担えるし、韓国側も日本サイドと組みたがっており、ただ韓国サイドは最初こそ放送媒体や地域は日本であろうと韓国であろうと問題にしないが最終的には世界に発信することを常に目指しているなどと語った。行定は日本では立ち行かなくなっていた企画が韓国での撮影を通して日韓合作にする方向で企画転換し、今少しずつ進行しており以前のものより良い作品に仕上がるはずなどと打ち明けた。