韓国の国会でまもなく行われるユンソンニョル大統領の弾劾を求める議案の採決について、韓国の公共放送・KBSの中継で伝える。現在はユンソンニョル大統領の弾劾を求める議案の説明、野党議員による議案の説明が行われており、国民の力の議員の名前を、一人一人読み上げながら、議場に戻ってくるよう呼びかけているが、事実上、与党「国民の力」の議員たちが、アンチョルス議員以外は退席したため、否決が確実視される状況となっている。また「国民の力」のチュギョンホ院内代表が辞退を表明するという話も入ってきている。アンチョルス議員はきのう「大統領がみずから退陣の計画を明らかにしないかぎり、賛成するしかない」ということを言っていたので、賛成の票を投じるために残っている可能性があるという。現状、国会の議席数は300あり、与党の賛成が8、少なくとも8必要という状況で、今、アンチョルス議員1人しか議場内にはいない。