去年、国家サイバーセキュリティー戦略を打ち出すなど国をあげて安全性の強化を進める韓国。区の金融改革の計画で金融業界のサービスに多要素認証の導入が推奨されている。日本では証券会社に対する国のガイドラインはなく、任意で運用されている。韓国では北朝鮮や中国などからのハッキングが20年以上続いていて、韓国にとってサイバー攻撃は脅威だというのが国民の共通認識だという。韓国のスタートアップ企業ではAIを悪用する犯罪グループに対抗するため独自のAI技術を開発した。闇サイト上に行き交う膨大なデータを監視し、犯罪に関わる情報を選別して分析、標的になっている企業に伝え被害の拡大を防ごうとしている。このAIで日本の証券会社の情報を調べると、情報の販売者の特徴がわかった。