18歳でモントリオール国際音楽コンクールで優勝した辻彩奈は11歳でコンクールで賞を受賞したのをきっかけにコンサートのオファーが来るようになり、お客さんが自分の演奏を聴きにきてくれるという実体験をしたことで音楽家の仕事を意識し始めたという。続いて、角野隼斗は東京大学で音楽情報処理の研究をしていた。ピティナ・ピアノコンペティションの優勝をきっかけに音楽の道一本で行こうと決意したという。その後、ショパン国際ピアノコンクールでの活躍で世界でキャリアを作れるようになった。児玉隼人が最年少優勝した「日本管打楽器コンクール」はプロも受けるコンクールで、児玉は獲れる自信はあったという。上野通明は13歳で「題名のない音楽会」に出演。その後、結果や周囲の目を気にするようになり結果が出ず落ち込んでいたが、自分が満足いく演奏を目指すようになったという。