自民党は、安定的な皇位継承の在り方について党としての考えをまとめた文書を衆議院と参議院の議長に提出した。自民党がまとめた文書では秋篠宮皇嗣殿下、悠仁親王殿下という皇位継承の流れをゆるがせにしてはならないと強調。そのうえで、まずは皇位継承の問題と切り離して速やかに皇族数確保のための方策を講じるべきと指摘している。政府の有識者会議が皇族の数を確保するために示した女性皇族が結婚後も皇室に残る案と、皇族が旧宮家の男系男子を養子に迎える案の2つについては、いずれも必要だと評価した。額賀議長は5月の大型連休明けに与野党の代表者で衆参両院合同での会議を開く考えを示す。