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「風下の民の協会」 のテレビ露出情報

アメリカで行われた核実験の影響について伝える。1945年7月、アメリカのニューメキシコ州で人類初の核実験が行われた。計画は極秘のうちに進められたという。ニューメキシコ州カリゾゾには近くに食料品店がなく週に一度ボランティアグループが地元の農家から寄付された野菜を街の食料配給所などに運んでいる。野菜の袋にはニューメキシコ州で行われた核実験による健康リスクを訴える市民団体の協会のチラシが入っている。6年前から協会の活動に参加しているポール・ピノ氏は、協会の講演により家族が次々にがんなどで亡くなったのには影響があったのだと気付いたという。ピノ氏一家が住んでいたのはカリゾゾの近郊で核実験場から56キロほどしか離れていなかった。研究所のチームは核実験の放射線のリスクについて多く知らなかったという。実験場近くに住んでいた農場に暮らしていた家族は数日後に2000ミリシーベルトの放射線に被ばくしていると推測されたが公表されることはなかった。しかしそれは史上最悪の事故だったという。政府は高レベルの放射線や放射性物質の被ばくとの関連の可能性がある19種類のがんをリストアップ、1990年に制定した放射線被ばく補償法により、がんを患った人に保証金が支払われ核実験による被害にも適用された。法律は1971年以前にウラン鉱山で働いていた人やネバダ州、ユタ州、アリゾナ州の風下盆地と呼ばれる場所の住民にも適用されたが、ニューメキシコ州の住民は対象外だった。長年団体で活動してきたグティエレスさんは、“自分たちは環境的人種差別によって無視された”と話している。グティエレスさんは自分たちで検査を続けたという。今年の夏、保証の範囲をニューメキシコ州の彼らの地域まで拡大させる法案が上院を通過した。しかし法案は下院には提出されておらず、団体は首都ワシントンで訴え続けた。

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