じゅんいちダビッドソンが巨大一枚壁に隠された謎を調査する。巨大な壁は管轄内の鉱山にあり近年採掘を行っていないため入山は禁じられている。標高約850m付近に到着すると巨大一枚壁や倒壊した家が見えた。鉱山で働く人たちの社宅でかつては山の上に1400人が住んでいたという。神岡鉱山は明治から昭和中期にかけて日本のエネルギー産業を支えた。作業員達は当時のサラリーマンの平均給与の倍以上が支払われ、社宅の家賃も格安だったという。昭和40年代の貿易の自由化によって国産の鉱石の需要が激減した。昭和49年に社宅の移転が決定したという。