- 出演者
- 繁田美貴 所ジョージ 吉村崇(平成ノブシコブシ) 山之内すず
オープニング映像。
じゅんいちダビッドソンが巨大一枚壁に隠された謎を調査する。巨大な壁は管轄内の鉱山にあり近年採掘を行っていないため入山は禁じられている。標高約850m付近に到着すると巨大一枚壁や倒壊した家が見えた。鉱山で働く人たちの社宅でかつては山の上に1400人が住んでいたという。神岡鉱山は明治から昭和中期にかけて日本のエネルギー産業を支えた。作業員達は当時のサラリーマンの平均給与の倍以上が支払われ、社宅の家賃も格安だったという。昭和40年代の貿易の自由化によって国産の鉱石の需要が激減した。昭和49年に社宅の移転が決定したという。
巨大壁は防火壁。しかし平成3年に大火事が無人の社宅を襲い建物のほとんどが消失したという。
鉱山で使用したトンネルが再利用されている研究所を紹介。東京大学宇宙線研究所のスーパーカミオカンデという装置があり、主にニュートリノという素粒子の研究がされている。ニュートリノは星の爆発や太陽から放出される素粒子で地球にも降り注いでいるがあまりにも小さいためすり抜けてしまう。ニュートリノは水野分子とぶつかると稀に光を放つ。山の硬い岩盤が宇宙線を排除するという。
ベリーズを訪れた。42年前にイギリスから独立し国土は四国より少し大きく人口は約40万人。キーカーカーは人口が約2000人の小さなリゾート地でサメの大群が現れる海域へ向かった。
小型機をチャーターして巨大穴へ向かった。輪っか状に形成されたサンゴ礁、環礁が見えた。潜水は40mが限界で約200mのロープが結ばれたカメラで深度を計測した。巨大穴の深さは約125mだった。グレートブルーホールと呼ばれていて天井が崩れ落ちた洞窟という。底には硫化水素が溜まっていて酸素はなく何も成長することができない。
オーストラリアのタスマニアには珍しい生物がたくさんいる。ワラビーやウォンバットなどを紹介。タスマニアデビルは動物の死骸を食べるため森の掃除屋と呼ばれている。フェアリーペンギンは世界最小で親ペンギンでも体長は約40cm、体重は約1kg。また、巨大ザリガニも紹介。タスマニアオオザリガニは40年以上も生きるという。
地表の温度が上がり上昇気流が発生し回転しながら移動する突風「塵旋風」や巨大積乱雲発生の瞬間、山の斜面を下る雲「滝雲」など世界のビックリ映像を紹介。
オーストラリア・タスマニアの総面積は北海道の約8割で南半球にあるタスマニアは6月~8月は冬で12月~2月は夏になる。世界でも珍しい赤い海を訪れた。ボタングラスという草が枯れて堆積した層ができ赤い水が流れ出ているという。水深は約5mほどまで真水でその下は約2mほどは海水が流れている。太陽の光はタンニンを含む赤い水に遮断され水深7m付近に深海生物が勘違いして生息しているという。
メルスィンへ向かう。和歌山県串本町とは姉妹都市という。天国と地獄の巨大穴の謎に迫る。
天国と地獄が隣り合う巨大穴について。天国の穴は長さ約250mで岩場から植物も生えていて穴の底には教会もある。キリスト教徒が悪魔のような見た目の牧神パンを教会に閉じ込めたという。地獄の穴にはドローンを飛ばした。
- キーワード
- イエス・キリスト
古代では穴は逆の名前がついていたことがわかっている。新しい民族が移住し教会がある大きな穴が天国で、穴の底まで行けない恐ろしい印象の小さな穴が地獄と呼ばれたという。