食品の期限表示の日数がこの先長くなる可能性がある。今週火曜日、消費者庁は食品の期限表示を延長するガイドラインの改正案を示した。その目的は食品ロスの削減。日本の家庭での食品廃棄量（国連「食品廃棄指標報告2024」より）は年間で約740万トン、食品ロス大国と指摘する声も。消費者庁は食品ロス削減のため食品期限をなるべく長く設定するよう求める。賞味期限はおいしく食べられる期限、消費期限は安全に食べられる期限、分かりやすい説明の記載を推奨。キユーピーマヨネーズは450グラムと350グラムで賞味期限を12カ月から13か月に延長。ニチレイフーズなど他にも延長を発表する企業が出てきている。そのメリットは食品ロスが減るだけでなくスーパーの廃棄食品にかかる費用を抑えたり、客側も値上がりする前に買っておくことができるなどメリットが期待できる。