東京・荒川区のスーパー「コモディイイダ町屋店」を取材。庶民の味のはずのギョーザにも物価高の波が及んでいる。味の素冷凍食品は原材料費などの高騰を理由に、主力商品の「ギョーザ」を含む家庭用製品を来月1日から3%〜10%値上げ。「餃子の王将」も豚肉、キャベツなど原材料費の高騰などを理由に今月14日から看板メニューの「餃子」を22円値上げ。そんな中、物価の優等生として密かに注目されているのがスーパーなどで見かけるチルドタイプの「生餃子」。都内のスーパーでは物価高のこのご時世に餃子が9個入りで116円。なぜ価格を維持できるのか、メーカーを取材。設備投資をして自動化を進め、人件費を抑えている。他にもキャベツを一括契約して安く抑えるなどコストを削減。一方で、立ちはだかる100円台の壁。庶民の味「餃子」だけに簡単に値上げはできないという。
住所: 東京都荒川区荒川6-42-10