ラオスを訪れている石破首相は日本時間の今夜、中国・李強首相と会談を行った。会談で石破首相は深センで起きた日本人学校に通う男児殺害事件について、事実解明と安全確保を求めたうえで、反日的なSNSの取り締まりなどの対応を要請した。また日本産水産物の早期輸入再開を求めたほか、中国軍機による領空侵犯などに深刻な懸念を伝えた。一方師とあおぐ田中角栄元首相の言葉を引用し「日中両国の指導者があすのために話し合うことが大事だ」と呼びかけたという。これに先立つ日韓首脳会談では尹大統領とシャトル外交を続ける考えで一致した。