物価高が続く今、新規オープンが相次ぐスーパーの間で惣菜戦争が始まっている。きょう、千葉・山武市に激安スーパーとして知られる「トライアル」の新店舗がオープンした。開店前から大行列ができていた。客のお目当ては惣菜コーナー。「いわし天丼」は429円、「のり弁当」は321円、「タマゴサンド」は199円とどれもお値打ち価格。大人気の「ロースかつ重」は299円。おトクな惣菜は店内の厨房で作られる。中でも「かつ重」は年間1500万食を突破。きょうは東京・東村山市でも「ベイシア 東村山店」がオープン。「からあげ(100g)」が214円、ご当地グルメの「黒焼きそば」が322円などお値打価格で惣菜が売られていた。消費者に対するアンケート(日本惣菜協会)ではスーパーを選ぶ基準として、約4割が「惣菜が好きなお店に行く」と回答。惣菜市場の規模も2025年は11兆7075億円と過去最高となり、2020年以降、右肩上がりの拡大ぶり。イトーヨーカ堂も惣菜を軸に新たな客層の取り込みを図っている。麺に力を入れ、米の代わりになる主食ニーズに対応するため麺類を全面リニューアルし売り場を展開。流通ジャーナリスト・西川立一さんは「消費者の節約志向が根強いので低価格なもの。一方で、素材や調理方法にこだわったこだわり商品といった面で二極化の流れにある」と話した。
