香港の民主活動家でカナダに事実上の亡命した周庭さんがYouTubeに動画を投稿し、刑務所での生活や自らの思いを語った。周さんが動画を投稿するのは約3年ぶり。周さんは当局から自分が「A級犯」になると言われたことなどを明らかにした。刑務所での日常は刑務官の制服洗濯や裁縫仕事をする毎日だったという。食事は中華やインド料理、洋食から選ぶ形で周さんは豆や湯葉のおかゆを食べていたことを明かした。娯楽については本の差し入れが可能だったという。最後に周さんは「カメラの前で自分のことを話せる自由は当たり前のことではない」と語り、今後も自らの生活や思いを発信することを明らかにした。周さんは2020年に香港国家安全維持法に違反した疑いで逮捕され、その後、保釈されたが、去年12月にカナダ・トロントに留学。香港には戻らない意向を表明し、香港警察から指名手配されている。宮家さんは「中国側は強烈に反応するでしょうから考えないといけない」等とコメント。