楽天証券経済研究所の土信田さんの日経平均 予想レンジは34200~34700円。注目ポイントは「中国株と決算シーズンをにらんだ視点」とし、「国内外の主要株価指数のパフォーマンスを比較すると、香港ハンセンや上海総合など中国株が比較的堅調であることがわかる。この背景には政治系ファンドが中国株を買っていること、また中国企業の自社株買いが増えていることなど、中国当局の株価対策が効いてる可能性がある。必ずしも中国経済の堅調さや先行きの期待が反映されているとは限らないため、本日の経済指標で中国の景況感を確認する必要がある。日米で決算発表が本格化しつつあるが、直近の日経平均の際にPBR1.15倍で底を打つことがあるが、重要なのはその背景にある。本来株価の割高・割安をはかる指標としてはPBRとPERがあるが、PBRがサインとして機能したのは最近の関税をめぐるアメリカ・トランプ政権の動向によって企業の稼ぐ力が読めなくなったため資産価値であるPBRの視点で底打ちされることになったと言える。」などと述べた。