中国を訪れたスターマー首相は習主席と会談し関係改善に意欲を示した。2015年には習主席がイギリスを公式訪問するなど両国関係は黄金時代と言われた。しかし香港での言論の締め付けなどをめぐり関係が悪化。英首相の中国訪問は2018年のメイ氏以降途絶えた。ロンドンにある中国大使館の移転計画をめぐり抗議活動が起きた。スターマー政権は判断の期限を3度にわたり延期していたが、先週承認を発表。背景にあるのは伸び悩むイギリス経済。専門家は「世界経済における投資の誘致で中国の関与は絶対に必要であり無視できない」と話す。トランプ政権の動きを念頭に関係安定化を進め米との対立長期化に備えたいねらいもあるとみられる。
