DZHフィナンシャルリサーチの東野さんの日経平均 予想レンジは40200~40550円で、きょうの東京市場について東野さんは「アメリカ市場が小動きだったことで東京市場も前日終値を意識したスタートを予想している。」などと述べた。注目ポイントは「小型株の動向」で「日経平均が史上最高値の更新を続けるなかで小型株の相対的な見劣りが目立つ。市場の値上がりと値下がりの比率で100%を中心に変われ筋や売られ筋を判断する騰落レシオを見ると、プライム市場は先週末時点で久しぶりに130%を超えた。一方でグロース市場は90%台と依然として値下がり銘柄のほうが多い状況にある。ただ3月中旬からは上向きの方向に変わっている。グロース市場指数と同じ動きをする旧マザーズ指数であるグロース250の2011年以降の平均では3月中旬の休みを起点に短期的に上昇に向かう傾向にある。2019年以降の期間では2020年の新型コロナショックによる急落の影響が大きく出てしまうが、6月まで上昇が続く傾向にある。今年も騰落レシオとともに上昇し始めているので、4月の東京市場では小型株の大きな転換に期待したいところ。」などと述べた。