群馬県上野村の御巣鷹の尾根に日航機が墜落し、520人が亡くなった事故からきょうで40年。墜落現場の御巣鷹の尾根では多くの遺族らが祈りを捧げた。河口真理子さんは父を事故でなくした。父の胸ポケットから見つかった手帳には家族にあてた言葉が書かれていたという。日本航空ではおととし以降、パイロットの飲酒問題など運行上のトラブルが相次いでいる。結婚して半年で妻を亡くした工藤康浩さんは事故の8年後に工藤理佳子さんと再婚した。2人は高崎商科大学で学生に遺族らの40年にあたっての文集に寄稿した言葉を送った。2人は映画制作を始めたという。