物価高を受けた新たな経済対策として厚生労働省は医療、介護、障害福祉の分野で働く人たちの賃上げを後押しするための補助金を今年度の補正予算案に盛り込む方向で調整を進めている。厚生労働省によると赤字の民間病院の割合は昨年度の決算の速報値で、前年度比約8ポイント増加の49%余となったほか、介護などを含めた現場では他の業種に比べ賃上げが追いついていないとの指摘もある。高市首相はきのうの衆議院予算委員会で「今回の補正予算案でしっかり対応する」などと述べた。厚生労働省は医療機関や介護施設などの光熱費・食材費の支援、業務の効率化などに向けて病床数の削減に取り組む病院への支援なども検討している。政府は診療報酬の来年度の改定に向け、年末までに改定率を決定する方針。
